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【2】素材と質感で表情が変わるギフトボックス

≪素材の色+質感で期待感がアップ≫

ギフトボックスは、贈る相手や贈る品に合わせてスタイルを選ぶことが基本ですが、箱の素材と製法、加工の有無などの要素を掛け合せれば、目的や用途にマッチしたスタイルは無限に存在することになります。大切な人へのプレゼントや贈答品、記念品などのようにプレミアム感がほしいギフトや、差別化を図りたいアイテムのラッピングには、ワンランク上の高級感を印象づける質感を意識した素材選びがポイントです。
ギフトボックスは、収納と保護という基本機能とは別に、箱の質感や色柄が中身への想像力をかきたてるという作用があります。黒や濃い茶色にゴールドやシルバーの文字をあしらった四角い貼り箱は、小さくても高級品のイメージがわくものです。白と淡いピンクの組み合わせからは、やわらかさと甘さを連想するので、洋菓子の定番パッケージとなっています。メタリックなコート紙の輝きは、モダンで前衛的なコスメやフレグランスなどと相性が良いでしょう。やさしいベージュやアイボリーの紙なら、箔押しやエンボス加工でひと味違うシックな高級感が表現できます。独特の風合いと色調の和紙のギフトボックスも、贈る相手やシチュエーション次第で素敵な演出になりそうです。

≪ギフトボックスの手触りもギフトの一部≫

ギフトボックス用の素材は、マット調やツヤ調、エンボスタイプなど質感の違いで、完成品の印象が全く違います。光沢のある素材は若々しさがあるので、色によってカジュアルにもフォーマルにも幅広く使えて便利です。ツヤ消しのマット紙は落ち着きや重厚感を醸し出すので、目上の方への贈り物やビジネス用途のギフトに向いています。レザー調のエンボス紙は、キズがつきにくく耐久性があり、長期の保管や転用がしやすいため、長く大切に使われることが多いものです。ベロア調の素材は、宝飾品のケースに似た感触で、紙の貼り箱とは全く異なるゴージャス感が特徴です。
高級ギフトや貴重な品を収める箱への気遣いは、贈る相手にも必ず伝わります。贈られた相手から笑顔を返してもらえるギフトは、ぜひ箱選びからこだわってみましょう。

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【1】贈る心をカタチにするギフトボックスの種類

≪贈る心を表現する美しいギフトボックス≫

日常生活において、用途ごとの分類や細かいものの整理に役立つ箱には、もう一つ重要な役割があります。それは、心をこめて贈り物をするときに欠かせない「ギフトボックス」としての機能です。高価な品はもちろん、ちょっとした品でも見栄えの良い箱に入っていると、ていねいな印象を与え、贈られた側も気分が良いものです。見た目の美しさ、中身を守る丈夫さに加えて、蓋を開けるときのワクワクした気持ちも一緒に贈ることができるなど、箱は魔法のような力を持っています。

≪「お菓子の箱」には工夫がいっぱい≫

贈答品やプレゼントなどのギフト用ボックスは、厚紙を組み立てて貼り合わせた「貼り箱」が一般的です。貼り箱は、素材と形の掛け合わせで様々な種類があるので、目的や用途にマッチしたスタイルを選ぶようにします。底部と蓋とが別々になる蓋身(ふたみ)式は、ツーピース式とも呼ばれ、ギフトボックスとして最も普及している形です。浅型の蓋身式は中身を見渡しやすいので、お菓子の詰め合わせ品などに定番的に利用されています。印籠式は蓋身式のバリエーションで、底部側が二重構造になっており、蓋と底部のサイズがぴったり合う構造です。重厚感や高級感がある印籠式は、高額商品や高級菓子のラッピング、アクセサリーのパッケージなどによく使われています。

≪勝負ギフトは外箱にもこだわろう≫

ギフトボックス用途では、紙管式の箱もバリエーションが豊富です。お茶筒のような円筒形の紙管は、サイズや形によって幅広く活用できます。紙管の底を内側に巻き込んで仕上げる巻き締め加工は、見た目が美しく手触りも優しいので、大切なギフトに最適です。紙管タイプの変形版である特殊形状紙管は、ハート型や星型など自由なフォルムをかたどることができるので、バレンタインデーなど贈り物にインパクトやメッセージを込めたいときに最適でしょう。
やや凝った貼り箱として、蓋と底部の一辺を貼り合わせて結合させたヒンジ(蝶番)式は、ジュエリーボックスのような風格と存在感が魅力です。辞書のような厚い書籍を思わせるブックタイプは、若干割高にはなりますが、遊び心を刺激するアイデアが人気を呼んでいます。

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