【148】ワンランク上のパッケージへ|インロー式貼り箱の魅力とデザイン事例

貼り箱の中でも、特に“高級仕様”として選ばれることが多いのが インロー式貼り箱
精密に作られた段差構造によって、フタを閉じた時の収まりが美しく、まるで高級ジュエリーケースのような完成度を生み出します。

「上質さを表現したい」「ブランドの格を上げたい」
そんなショップ・メーカーに愛されるインロー式ですが、実はデザインや構造の選び方で印象が大きく変わるパッケージでもあります。

今回は、貼り箱製作のプロの視点から
インロー式の特徴、選び方、活用シーン、実際の事例
を詳しく紹介します!

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 075-1

インロー式貼り箱とは?

フタと身の間に“段差”がある高級仕様の貼り箱

インロー式とは、
フタ → 中枠(インロー) → 身箱
という、3パーツ構造になっている箱のこと。

フタを載せた時に“すき間がなくピタッと閉まる”のが特徴で、

  • 端正なシルエット
  • 精密な造り
  • 重厚感がある
  • 高級感が出る

といった魅力から、ギフト商品やブランドアイテムのパッケージとして選ばれています!

どんな商品と相性がいい?

  • アクセサリー・ジュエリー
  • 高級スイーツ
  • ブランド雑貨
  • コスメ
  • 記念品
  • 数量限定商品
  • ハイエンドなショップのギフト

“特別感”を表現したいアイテムには抜群に適しています!

インロー式貼り箱が選ばれる理由

・圧倒的な高級感

フタが身箱に深くかぶさるため、外観が非常に美しく、
「手に取った瞬間に感じる高級品質」を演出できます。
ブランドの世界観を大切にしたい企業に人気です。

・開封の所作が美しい

フタを持ち上げると、スッと“スライドする”ように開くため、
商品の見せ方も綺麗で、ギフトシーンに最適。

・中身の固定・保護に優れている

インロー(中枠)により構造が安定し、
身箱の強度が高まり、壊れやすい商品をしっかり保護できます。

・プレミアム感のあるデザインがしやすい

箔押し、エンボス、布貼りなどの加工と相性が良く、
ブランド価値を高めるデザインがつくりやすいのも魅力です。

インロー式貼り箱の選び方

使用シーンに合った素材選びをする

高級感を強く出したい場合なら、

  • マット調の紙
  • 布貼り
  • レザー風
  • エナメル風

など、質感のある素材がベスト。

親しみやすさを出したい場合なら、

  • パステルカラー
  • クラフト調
  • パール紙

といった柔らかい色味や素材を選ぶのも◎。

インロー(中枠)の深さで“高級度”が変わる

インローの深さが深いほど
・重厚感
・安定感
が増します。

逆に浅めのインローなら
・軽やか
・コンパクトな印象
になります。

商品やブランドイメージに合わせて調整するのがポイントです。

印刷・加工の組み合わせが重要

インロー式は構造自体が美しいため、加工を目立たせても相性◎。

【人気の加工例】

  • 箔押し(金・銀・赤・ホログラムなど)
  • 布貼り+箔押し

高級ブランドは「マット紙+金箔」が定番。
ナチュラル系は「クラフト紙+白箔」も人気です!

インロー式貼り箱は、繊細な構造と美しい閉まり方によって、
他の箱では表現しにくいほどの 高級感ブランド性 を持っています。

素材、加工、インローの深さ、内装の工夫。
それぞれを最適化することで、
ワンランク上のパッケージ体験を提供できるのが最大の魅力です!

「特別な商品をより美しく見せたい」
「ブランド価値をもう一段引き上げたい」
そんなショップ・メーカーにこそ、インロー式貼り箱はおすすめです!!

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この記事の責任者:長岡次郎(合同会社リーフ・アンド・フラワー)代表社員