≪化粧箱は商品の「ボディガード」≫
贈答品や進物品、また高額商品などは、堅牢な造りで見栄えの良い「化粧箱」に収められて販売されていることが多いものです。
化粧箱は、美しいコート紙や高級感のある丈夫な紙、樹脂素材などを用いて、商品にぴったり合わせた寸法でていねいに作られています。
化粧箱も商品の一部ですから、見栄えに気を遣うのは当然ですが、実際には見た目だけにとどまらない様々な役割があります。
化粧箱の最大の機能は、中の商品を見栄え良くアピールしつつ保護することです。
これは、出荷時から輸送中、販売する間に、破損や傷などの事故から商品を守るという大切な目的も含まれています。
多くの場合、外箱から中箱、さらに細かな仕切りなどで幾重にも守られている様子は、ときにはやりすぎにも感じられますが、工場出荷から完全な状態のままでユーザーの手元に届けるためには不可欠な設計なのです。
また、流通段階では数量ごとの区分けも重要なので、販売店舗が取り扱いやすいよう、6個口、24個口などがぴったり収まる専用の箱がさらに必要になることもあります。
≪贈り手の心をカタチにする化粧箱≫
化粧箱そのもののデザインも、もちろん大切です。
商品特性や付加価値を表現したり、品質表示などを記載したりするために、外箱を必要とする商品はたくさんあります。
食品、化粧品や日用品類、酒類などは、化粧箱に商品名やブランド名、ロゴマークなどを印刷すると、見栄えが良いだけでなく信頼感も訴求しやすくなるでしょう。
洋酒や高級食材、時計などの高級品には、内側にサテンの布を敷いた化粧箱がよく用いられますが、これは高級感を演出して商品を差別化すると同時に、「どうぞ大切に扱ってください」といった作り手側のメッセージを伝えているとも言えます。
あるいは、化粧箱を開けてみて、ボトルの形にくり抜いた台紙で仕切られていたり、複数のパーツがそれぞれぴったりと固定されていたりする様子に、思わず感動してしまうこともあるでしょう。
化粧箱は、ある意味では大切な商品の一部であり、だからこそ相応のコストをかけて、ていねいに作る意義があるのです。
さて、贈り手の想いが込められた貼り箱も、こうした化粧箱の一種です。
ボックスストアでは、オーソドックスな四角いタイプから、ラウンド・星・ハートなどの変型タイプまで、様々なサイズや素材の貼り箱が揃うほか、オーダーメイドでは世界に一つのオリジナルギフトボックスを作ることができます。
大切な人への大切なギフトは、化粧箱選びにもとことんこだわりたいものです。
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