【18】サプライズなギフトを演出するマトリョーシカ式貼り箱

≪マトリョーシカの先祖は日本にいた?≫

ロシアの民芸品「マトリョーシカ」は、女の子の姿の入れ子式人形として、日本でも大変人気があります。
ピーナッツのような形の本体が上下二つに分かれ、開けるたびに少しずつ小さい人形が現われるマトリョーシカは、全て手作りなので同じものが二つと存在しないため、それぞれに個性あふれる表情も大きな魅力です。
マトリョーシカの歴史は意外に新しく、そのルーツは何と日本の箱根七福神の入れ子人形であるとされます。
ロシア玩具博物館に展示されている七福神人形は、1890年代ごろに日本を訪れたロシア人が持ち帰ったものとして、1932年に収蔵されました。
これがマトリョーシカのアイデアソースとなり、1900年のパリ万博で好評を得たことから、帝政時代のロシアで盛んに作られるようになったということです。
少しずつサイズの違う人形を作るには、それなりに精緻さと高度な技術が必要になります。
手先が器用でていねいな仕事を得意とする日本で入れ子人形が生まれたこと、そして私たちがマトリョーシカに親近感を覚えることは、実は自然なことなのかも知れません。

≪ここ一番のサプライズを仕掛けたいときに≫

マトリョーシカのような入れ子人形や、入れ子式の細工物は、「開けても、開けても、まだ次がある」という仕組みで、手にした人がちょっぴり意地悪をされている気分になる、いたずらっぽさも特色です。
こういうときは誰でも、「どこまで開けたら本当の目的にたどり着くの?」、そして「どこまで小さくなるのかな?」という興味をかき立てられます。
そして最後に大切なメッセージを記した小さな紙や、ごくごく小さなアイテムが出てきて、「やられた!」となって場が盛り上がるのです。
入れ子式のギフトボックスは、こうした心理を巧みに利用した、サプライズなギフト演出にぴったりのアイデアと言えるでしょう。
大切なギフトアイテムを中心に、外側の大きな箱から順番に、グループ全員の顔写真やメッセージを添えたり、写真をアニメーション風に貼り付けたりするなど、様々なアレンジが楽しめます。
最後の箱は、いわゆる「オチ」に当たる部分であり、最大の見せ所ですから、どうぞ存分に知恵を絞ってください。
ボックスストアの定番商品「マトリョーシカ貼箱5個セット」は、色の取り合わせが美しい入れ子サイズの貼り箱タイプのギフトボックスです。
男の子向けの「ボーイズカラー」、女性向けの「レディーカラーズ」、シックな「オーガニックカラーズ」など、贈りたい相手にふさわしいテーマで選べるカラーラインナップが自慢です。
もちろん、5つの箱それぞれを単体のギフトボックスとして、また重ねてディスプレイにするなど、活用方法はあなた次第。
ドキドキのエッセンスの詰まった、マトリョーシカ式の貼り箱で、ちょっとした可愛いいたずらを仕掛けてみませんか?

《マトリョーシカ式貼り箱のラインナップはこちらのページでご確認下さい→ラッピングスクエア/マトリョーシカBOXセット