箱をオーダーメイドしたいと考えたとき、まず気になるのは「どんな箱が作れるのか」「価格はどのくらいか」「納期はどれくらいか」という点ではないかと思います。
既製品の箱ではサイズや仕様が合わない場合、オーダーメイドで製作することで、内容物に合わせた最適な箱を用意することができます。
特に贈答用や商品パッケージとしてよく使われるのが「貼り箱」と呼ばれる構造の箱です。厚紙の芯材に紙を貼って仕上げる構造で、強度と外観の両立ができるため、ギフトボックスや化粧箱として広く使われています。
ここでは、箱をオーダーメイドする際に知っておきたい貼り箱の種類、価格の考え方、納期、注文の流れについてまとめます。

貼り箱とはどのような箱か
貼り箱とは、厚紙の芯材(ボール紙)を箱の形に組み立て、その表面に化粧紙を貼って仕上げる構造の箱です。
段ボール箱や折り箱と違い、しっかりした剛性があり、形状が安定しているのが特徴です。
一般的には次のような用途で使われます。
- ジュエリーやアクセサリーの箱
- 化粧品の箱
- お菓子のギフト箱
- 記念品の箱
- 商品パッケージ
芯材の厚みとしてよく使われるのは次のような寸法です。
- 0.8mm(小型箱向け)
- 1.1mm(標準的な厚み)
- 1.6mm(やや強度が必要な箱)
- 2.2mm(大型箱向け)
箱のサイズや用途によって適した厚みが変わります。

貼り箱の主な種類
貼り箱にはいくつかの基本的な構造があります。
フタミ式(身箱+フタ)
最も一般的な構造がフタミ式です。
身箱(本体)とフタが分かれている構造で、ギフト箱として最も多く使われています。
- 見た目が整っている
- 強度がある
- サイズの自由度が高い
オーダーメイドの貼り箱の多くがこの形式になります。
インロー式
インロー式は身箱の内側に中枠があり、フタがその中に入り込む構造です。
- フタの位置が安定する
- 精度が求められる製品向け
- 高級感のある仕上がりになる
ジュエリー箱などに使われることが多い構造です。
ブック式(ブック型)
ブック式は本のように開閉する構造の箱です。
磁石を使ってフタを閉じる仕様も多く見られます。
- 開閉しやすい
- 展示向き
- 商品説明カードなどを入れやすい
記念品や贈答用パッケージで採用されることがあります。
引き出し式
引き出し式はスリーブ(外箱)と内箱を組み合わせた構造です。
- 開封時の演出ができる
- 商品の固定がしやすい
- 内装加工と相性が良い
アクセサリーや雑貨の箱によく使われます。

オーダーメイド箱の価格の考え方
オーダーメイドの箱の価格は主に次の要素で決まります。
箱のサイズ
最も大きく影響するのが箱のサイズです。
貼り箱は芯材と化粧紙の面積が増えるほど価格が上がります。
例えば同じ仕様でも、
- 80×80×H40mm
- 200×200×H80mm
では価格は大きく変わります。
数量
数量も単価に大きく影響します。
例えば貼り箱の場合、
- 50個
- 100個
- 500個
といった数量で単価が変わります。
少量の場合は手作業の比率が高くなるため、単価は高くなります。
紙の種類
化粧紙の種類も価格に影響します。
例えば次のような紙がよく使われます。
- タント系の紙
- NTラシャ系の紙
- コート紙や上質紙
特殊紙を使う場合は価格が上がることがあります。
箔押しや印刷
ロゴや文字を入れる場合は加工費が追加されます。
特に箔押しは版の製作費が必要になるため、初回は費用が上がります。
一般的には、
- 箔押し版代
- 箔押し加工費
が必要になります。

オーダーメイド箱の納期の目安
貼り箱の納期は、一般的には2〜4週間程度になることが多いです。
納期は次の要素で変わります。
- 数量
- 加工内容
- 試作の有無
- 材料の在庫状況
例えば試作を行う場合はさらに期間が必要になります。
オーダーメイドの場合は、仕様確定と決済完了の時点から納期が計算されることが多いです。

オーダーメイド箱の注文の流れ
箱をオーダーメイドする際の一般的な流れは次のようになります。
1. サイズと仕様を決める
まず決める必要があるのは次の項目です。
- 内寸サイズ
- 箱の形式
- 数量
- 紙の種類
- 印刷の有無
内寸サイズは内容物の寸法をもとに決めます。
2. 見積もりを依頼する
仕様が決まったら見積もりを依頼します。
この段階では概算見積もりになることも多くあります。
3. 仕様確定と注文
仕様が確定した段階で正式注文になります。
印刷や箔押しがある場合はデータ入稿が必要になります。
4. 製作と納品
製作完了後に出荷となります。
運送会社や配送方法によって到着日が変わります。
オーダーメイド箱を検討する際の注意点
箱のオーダーメイドでは、サイズと用途の検討が特に重要です。
貼り箱には製作上の制約があります。
例えば次のような点は注意が必要です。
- 小さすぎる箱は作れない場合がある
- 縦横に対して高さが高すぎる箱は難しい
- 内容物に対して余裕が必要になる
箱の寸法は内容物のサイズぴったりではなく、数ミリの余裕を持たせるのが一般的です。
用途によっては仕切やウレタンを使う場合もあります。

まとめ
箱をオーダーメイドする場合は、
- 箱の種類
- サイズ
- 数量
- 紙の種類
- 加工内容
を決めることで見積もりが可能になります。
貼り箱はサイズ自由度が高く、ギフト箱や商品パッケージに適した構造です。
既製品では合わない場合は、オーダーメイドで製作することで、内容物に合った箱を用意することができます。
箱のオーダーメイドをご検討の場合は、サイズ・数量・用途をご連絡いただければ見積もりいたします。
貼り箱のオーダーメイドについては下記ページで詳しくご案内しています。
貼り箱オンライン販売ページ
https://boxstore.net/haribako/haribako_online.htm