【157】箱をオーダーメイドする方法|貼り箱の種類・価格・納期・注文の流れ

箱をオーダーメイドしたいと考えたとき、まず気になるのは「どんな箱が作れるのか」「価格はどのくらいか」「納期はどれくらいか」という点ではないかと思います。

既製品の箱ではサイズや仕様が合わない場合、オーダーメイドで製作することで、内容物に合わせた最適な箱を用意することができます。

特に贈答用や商品パッケージとしてよく使われるのが「貼り箱」と呼ばれる構造の箱です。厚紙の芯材に紙を貼って仕上げる構造で、強度と外観の両立ができるため、ギフトボックスや化粧箱として広く使われています。

ここでは、箱をオーダーメイドする際に知っておきたい貼り箱の種類、価格の考え方、納期、注文の流れについてまとめます。

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 071

貼り箱とはどのような箱か

貼り箱とは、厚紙の芯材(ボール紙)を箱の形に組み立て、その表面に化粧紙を貼って仕上げる構造の箱です。

段ボール箱や折り箱と違い、しっかりした剛性があり、形状が安定しているのが特徴です。

一般的には次のような用途で使われます。

  • ジュエリーやアクセサリーの箱
  • 化粧品の箱
  • お菓子のギフト箱
  • 記念品の箱
  • 商品パッケージ

芯材の厚みとしてよく使われるのは次のような寸法です。

  • 0.8mm(小型箱向け)
  • 1.1mm(標準的な厚み)
  • 1.6mm(やや強度が必要な箱)
  • 2.2mm(大型箱向け)

箱のサイズや用途によって適した厚みが変わります。

貼り箱の主な種類

貼り箱にはいくつかの基本的な構造があります。

フタミ式(身箱+フタ)

最も一般的な構造がフタミ式です。

身箱(本体)とフタが分かれている構造で、ギフト箱として最も多く使われています。

  • 見た目が整っている
  • 強度がある
  • サイズの自由度が高い

オーダーメイドの貼り箱の多くがこの形式になります。


インロー式

インロー式は身箱の内側に中枠があり、フタがその中に入り込む構造です。

  • フタの位置が安定する
  • 精度が求められる製品向け
  • 高級感のある仕上がりになる

ジュエリー箱などに使われることが多い構造です。


ブック式(ブック型)

ブック式は本のように開閉する構造の箱です。

磁石を使ってフタを閉じる仕様も多く見られます。

  • 開閉しやすい
  • 展示向き
  • 商品説明カードなどを入れやすい

記念品や贈答用パッケージで採用されることがあります。


引き出し式

引き出し式はスリーブ(外箱)と内箱を組み合わせた構造です。

  • 開封時の演出ができる
  • 商品の固定がしやすい
  • 内装加工と相性が良い

アクセサリーや雑貨の箱によく使われます。

オーダーメイド箱の価格の考え方

オーダーメイドの箱の価格は主に次の要素で決まります。

箱のサイズ

最も大きく影響するのが箱のサイズです。

貼り箱は芯材と化粧紙の面積が増えるほど価格が上がります。

例えば同じ仕様でも、

  • 80×80×H40mm
  • 200×200×H80mm

では価格は大きく変わります。


数量

数量も単価に大きく影響します。

例えば貼り箱の場合、

  • 50個
  • 100個
  • 500個

といった数量で単価が変わります。

少量の場合は手作業の比率が高くなるため、単価は高くなります。


紙の種類

化粧紙の種類も価格に影響します。

例えば次のような紙がよく使われます。

  • タント系の紙
  • NTラシャ系の紙
  • コート紙や上質紙

特殊紙を使う場合は価格が上がることがあります。


箔押しや印刷

ロゴや文字を入れる場合は加工費が追加されます。

特に箔押しは版の製作費が必要になるため、初回は費用が上がります。

一般的には、

  • 箔押し版代
  • 箔押し加工費

が必要になります。

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 060

オーダーメイド箱の納期の目安

貼り箱の納期は、一般的には2〜4週間程度になることが多いです。

納期は次の要素で変わります。

  • 数量
  • 加工内容
  • 試作の有無
  • 材料の在庫状況

例えば試作を行う場合はさらに期間が必要になります。

オーダーメイドの場合は、仕様確定と決済完了の時点から納期が計算されることが多いです。

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 028-1

オーダーメイド箱の注文の流れ

箱をオーダーメイドする際の一般的な流れは次のようになります。

1. サイズと仕様を決める

まず決める必要があるのは次の項目です。

  • 内寸サイズ
  • 箱の形式
  • 数量
  • 紙の種類
  • 印刷の有無

内寸サイズは内容物の寸法をもとに決めます。


2. 見積もりを依頼する

仕様が決まったら見積もりを依頼します。

この段階では概算見積もりになることも多くあります。


3. 仕様確定と注文

仕様が確定した段階で正式注文になります。

印刷や箔押しがある場合はデータ入稿が必要になります。


4. 製作と納品

製作完了後に出荷となります。

運送会社や配送方法によって到着日が変わります。


オーダーメイド箱を検討する際の注意点

箱のオーダーメイドでは、サイズと用途の検討が特に重要です。

貼り箱には製作上の制約があります。

例えば次のような点は注意が必要です。

  • 小さすぎる箱は作れない場合がある
  • 縦横に対して高さが高すぎる箱は難しい
  • 内容物に対して余裕が必要になる

箱の寸法は内容物のサイズぴったりではなく、数ミリの余裕を持たせるのが一般的です。

用途によっては仕切やウレタンを使う場合もあります。

まとめ

箱をオーダーメイドする場合は、

  • 箱の種類
  • サイズ
  • 数量
  • 紙の種類
  • 加工内容

を決めることで見積もりが可能になります。

貼り箱はサイズ自由度が高く、ギフト箱や商品パッケージに適した構造です。

既製品では合わない場合は、オーダーメイドで製作することで、内容物に合った箱を用意することができます。

箱のオーダーメイドをご検討の場合は、サイズ・数量・用途をご連絡いただければ見積もりいたします。

貼り箱のオーダーメイドについては下記ページで詳しくご案内しています。

貼り箱オンライン販売ページ
https://boxstore.net/haribako/haribako_online.htm