【161】既製品の箱とオーダーメイド箱の違い|コスト・納期・自由度を実務目線で比較

文責 長岡次郎

合同会社リーフ・アンド・フラワー 代表社員

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箱を用意する方法には、大きく分けて「既製品の箱を購入する方法」と「オーダーメイドで箱を製作する方法」の2つがあります。
ネットショップや包装資材店では多くの既製品ボックスが販売されていますので、それらを使えばすぐに商品を梱包することができます。一方で、商品のサイズやブランドイメージに合わせて箱を作りたい場合は、オーダーメイド製作という選択肢もあります。

どちらを選ぶべきかは用途によって変わりますが、検討の際に重要になるのは主に「コスト」「納期」「自由度」の3つです。
この3つの観点から、既製品の箱とオーダーメイド箱の違いを整理してみます。

既製品の箱とは

既製品の箱とは、あらかじめ規格サイズで作られている箱を購入する方法です。
包装資材メーカーや通販サイトでは、段ボール箱やギフトボックスなど多くの種類が販売されています。

既製品の最大の特徴は、すでに製造されているため「すぐ入手できる」という点です。
在庫がある商品であれば注文後すぐ発送されることが多く、数日以内に手元に届くことが一般的です。

また、既製品の箱は大量生産されているため、単価が比較的安く設定されています。
特に段ボール箱の場合は、サイズさえ合えば非常に低コストで利用できるというメリットがあります。

ただし、既製品には当然ながら「サイズや仕様が固定されている」という制約があります。
商品に対して箱が少し大きかったり小さかったりする場合でも、そのサイズのまま使う必要があります。

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 101-1

オーダーメイド箱とは

オーダーメイド箱は、商品サイズや用途に合わせて一から設計して製作する箱です。
貼り箱(ギフトボックス)や特殊形状のパッケージなどでは、この方法がよく使われます。

オーダーメイドの場合は、まず箱のサイズや構造を決め、設計図を作成してから製造に入ります。
そのため既製品と比べると納期は長くなりますが、その代わり自由度が非常に高くなります。

例えば貼り箱の場合、次のような仕様を自由に決めることができます。

・箱の内寸サイズ
・芯材の厚み
・貼紙の種類や色
・箔押しなどの印刷加工

芯材には1.6mm厚や2.2mm厚などのボール紙を使うことが多く、貼紙にはタントやNTラシャなどの紙を選ぶこともできます。
このように、箱の構造や素材を組み合わせて作ることができるため、商品のイメージに合わせたパッケージを作ることが可能になります。

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 043

コストの違い

コストについては、一般的には既製品の方が安くなります。

既製品は同じサイズを大量生産しているため、1個あたりのコストを低く抑えることができます。
段ボール箱などは特にその傾向が強く、小ロットでも比較的安価で購入できます。

一方、オーダーメイド箱の場合は次のような初期費用が発生することがあります。

・抜き型代(段ボール箱の場合)
・箔押し版代
・試作費用

これらは一度作れば同じ仕様で再注文できますが、初回の製作ではコストが高く感じられることがあります。

ただし数量が増えると、1個あたりの単価は徐々に下がっていきます。
そのため、ある程度まとまった数量を作る場合は、オーダーメイドでも現実的な価格になるケースが多いです。


納期の違い

納期の違いは非常に分かりやすいポイントです。

既製品の場合
・在庫があればすぐ発送
・数日以内に入手可能

オーダーメイドの場合
・設計
・材料手配
・製造工程

といった工程が必要になるため、一般的には2〜3週間程度の製作期間が必要になります。

貼り箱の場合は、芯材の断裁、箱の組み立て、貼紙加工など複数の工程があるため、この程度の製作期間を見込んでおくのが一般的です。

そのため、短期間で箱が必要な場合は既製品を使う方が現実的です。


自由度の違い

自由度については、オーダーメイド箱の方が圧倒的に高くなります。

既製品の場合はサイズと形状が決まっているため、商品のサイズに完全に合わせることはできません。
また、ロゴ印刷などができない商品も多く、ブランドパッケージとして使うには制限があります。

オーダーメイド箱の場合は、

・商品サイズに合わせた箱設計
・ロゴの箔押し
・台座や仕切の追加

といった仕様を組み合わせることができます。

例えばアクセサリー用の貼り箱では、箱の中にウレタン台座を入れて商品を固定することがあります。
また、複数の商品を入れる場合には紙製の仕切を作ることもできます。

このような内部構造まで設計できる点は、既製品の箱にはない特徴です。

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 073-1

既製品とオーダーメイドの使い分け

ここまでの内容をまとめると、次のような使い分けになります。

既製品の箱が向いているケース
・すぐ箱が必要
・低コストを優先したい
・商品のサイズが既製品に近い

オーダーメイド箱が向いているケース
・商品のサイズにぴったり合わせたい
・ブランドイメージを重視したい
・台座や仕切など内部構造が必要

特にギフト用途の商品では、パッケージ自体が商品の印象を左右するため、オーダーメイド箱が選ばれることが多くなります。

ギフトボックス オーダーメイド事例写真 076-1

まとめ

既製品の箱とオーダーメイド箱には、それぞれ明確な特徴があります。

既製品は
・低コスト
・短納期

というメリットがありますが、サイズや仕様は固定されています。

オーダーメイド箱は
・サイズ設計ができる
・素材や印刷を選べる

という自由度がありますが、製作期間と初期費用が必要になります。

商品や用途によって適した方法は変わりますので、コスト・納期・自由度の3つのバランスを見ながら選ぶことが重要です。

もし商品サイズに合わせた貼り箱を検討されている場合は、下記のページから仕様や価格の目安をご確認いただけます。

貼り箱オンライン販売ページ
https://boxstore.net/haribako/haribako_online.htm

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