
オーダーメイドの箱を作ろうと思って問い合わせをすると、ほぼ必ず聞かれるのが「サイズ」「数量」「仕様」などの細かい内容です。
初めて箱を作る方からすると「そんなに決めないといけないのか」と感じるかもしれませんが、貼り箱のようなオーダーメイド製作では、仕様が少し違うだけで価格や製作方法が大きく変わります。
そのため、見積もりを依頼する前に、ある程度整理しておいた方が話が早く進みますし、結果として正確な見積もりを出してもらいやすくなります。
この記事では、オーダーメイド箱の見積もりを依頼する際に、事前に確認しておきたい項目を実務目線で整理してみます。

箱のサイズ(内寸)
最初に決めるべきなのは箱のサイズです。
オーダーメイド箱の見積もりでは、基本的に「内寸」でサイズを指定します。
例えば次のような書き方です。
- 内寸:200×150×H60mm
- 内寸:120×120×H40mm
この「内寸」というのは、箱の中の有効サイズを意味します。
貼り箱の場合、芯材(厚紙)と貼紙の厚みがあるため、外寸は内寸より少し大きくなります。
箱を作る目的は「中に入れる物をきれいに収めること」ですから、見積もりでは中身のサイズを基準に考えるのが基本になります。
また、商品サイズが決まっている場合は、
- 商品サイズ
- 緩衝材の有無
- 出し入れの余裕
なども含めて箱サイズを決める必要があります。
箱の形式(構造)
箱にはいくつか代表的な形式があります。
貼り箱の場合、よく使われる形式は次のようなものです。
- フタミ式(身とフタが分かれるタイプ)
- インロー式(身の中に内箱が入るタイプ)
- ブック型(マグネット付きなど)
- 引き出し式(スリーブ+内箱)
形式によって、
- 製作工程
- 芯材の使い方
- 強度
- コスト
が変わります。
例えばフタミ式は比較的シンプルな構造なので、数量が多い場合はコストを抑えやすい形式です。
一方、ブック型や引き出し式は構造が複雑になるため、単価は上がる傾向があります。
見積もり時には「どの形式か」が分からないと正確な価格が出せないことが多いです。

数量
オーダーメイド箱では、数量も価格に大きく影響します。
理由はいくつかありますが、主に次のような事情です。
- 材料の断裁ロス
- 印刷版代
- 段取り作業
例えば、箔押し印刷をする場合は「版」を作る必要があります。
この版代は数量に関係なく発生するため、
- 100個
- 500個
- 1000個
のように数量が増えるほど、1個あたりのコストは下がる傾向になります。
また、貼り箱は手作業工程も多いため、数量が極端に少ないと単価が高くなるケースがあります。
芯材の厚み
貼り箱の場合、箱の強度は芯材(厚紙)の厚みによって変わります。
よく使われる厚みは次のようなものです。
- 0.8mm
- 1.1mm
- 1.6mm
- 2.2mm
アクセサリーケースなどの小箱では1.1mmや1.6mmが多く、
ギフト箱や高級パッケージでは2.2mmを使うケースもあります。
芯材の厚みが変わると、
- 箱の重量
- 強度
- 製作コスト
が変わるため、見積もり時には重要な項目です。

貼紙(表面の紙)
貼り箱の見た目を決めるのが貼紙です。
よく使われる紙としては次のようなものがあります。
- タント
- NTラシャ
- コニーラップ
- 特殊紙(和紙など)
紙によって
- 色の種類
- 表面の質感
- 厚み
が違います。
例えばタントは色数が多く、オーダーメイド箱ではよく使われる紙です。
紙を指定することで、見積もりの精度がかなり上がります。
印刷や箔押しの有無
ロゴを入れる場合は、
- 箔押し
- シルク印刷
- オフセット印刷
などの方法があります。
貼り箱では、箔押しがよく使われます。
箔押しは、
- 金
- 銀
- 黒
- ホログラム
などの箔を使ってロゴを入れる方法です。
この場合、見積もりには
- 版代
- 印刷代
の2種類の費用が含まれます。
印刷サイズ(縦+横の合計など)によって価格が変わることも多いため、ロゴサイズも重要な情報になります。
内装(仕切・ウレタンなど)
箱の中に次のような内装を入れる場合もあります。
- ウレタン
- 紙仕切
- 台座
- サテン布
アクセサリーや化粧品などでは、商品を固定するために内装を付けるケースが多いです。
ただし内装は、箱本体よりもコストが高くなることもあるため、見積もりでは必ず確認される項目です。

納期
オーダーメイド箱では、納期も重要です。
貼り箱の場合、一般的には
ご入金確認後2〜3週間程度
というケースが多いですが、
- 印刷の有無
- 数量
- 工場の繁忙状況
によって変わります。
急ぎの場合は、
- 希望納期
- 使用予定日
を最初に伝えておく方がスムーズです。

まとめ
オーダーメイド箱の見積もりでは、次の項目を整理しておくと話が早く進みます。
- 箱サイズ(内寸)
- 箱形式
- 数量
- 芯材厚み
- 貼紙の種類
- 印刷内容
- 内装
- 納期
すべてを完璧に決めておく必要はありませんが、
分かる範囲で整理しておくことで、見積もりの精度が上がります。
貼り箱の製作は、仕様の組み合わせによって価格も作り方も変わります。
そのため、細かい部分は相談しながら決めていく形でも問題ありません。
ボックスストアでは、貼り箱のオーダーメイド製作について、サイズや仕様の相談から対応しています。
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