【163】貼り箱オーダーでよくある失敗例10選|発注前にチェック

文責 長岡次郎

合同会社リーフ・アンド・フラワー 代表社員

https://leafandflower.jp/profile

オリジナルの貼り箱を作ろうとするとき、多くの人は「サイズ」「色」「ロゴ」くらいのイメージで考え始めます。
しかし実際の箱の製作では、それ以外にも決めるべき要素が多く、発注時の情報が不足していると、思っていた仕上がりと違う結果になることがあります。

貼り箱は段ボール箱や既製パッケージとは違い、紙・芯材・構造など複数の要素で成り立っているため、最初の設計や発注内容がそのまま仕上がりに影響します。

この記事では、貼り箱をオーダーする際によくある失敗例をまとめました。
発注前にチェックしておくことで、無駄な試作や作り直しを避けることができます。

貼り箱のオーダーで失敗が起きる理由

貼り箱の失敗は、製造ミスよりも「発注情報の不足」が原因になることが多いです。

例えば次のような状態です。

・サイズは決めたが内寸か外寸か決まっていない
・紙の種類は決めたが厚みや貼り方を考えていない
・ロゴサイズを具体的に指定していない

貼り箱は構造上、紙や芯材の厚みで実際の寸法が変わるため、細部を決めないまま進めるとイメージと違う結果になる可能性があります。

そのため、発注前のチェックが重要になります。

貼り箱オーダーでよくある失敗例10選

1 内寸と外寸を混同している

最も多いのがこれです。

箱のサイズには次の2種類があります。

・内寸(箱の中のサイズ)
・外寸(箱の外側サイズ)

貼り箱では基本的に 内寸で設計することが多いですが、外寸を指定すると芯材や貼紙の厚みによって内寸が小さくなります。

例えば芯材が1.6mm厚の場合、左右で約3.2mm分サイズが変わります。

中身を入れる用途の場合は、必ず 内寸で設計するか確認することが重要です。


2 内容物のサイズだけで箱サイズを決めてしまう

商品サイズぴったりで箱を設計すると、実際には入らない場合があります。

理由は次の通りです。

・内装紙の厚み
・箱の貼り精度
・出し入れの余裕

一般的には 内容物より3〜5mm程度余裕を持たせることが多いです。

アクセサリーなどの場合は、さらに内装や台座の厚みも考慮する必要があります。


3 紙の種類を見た目だけで決めてしまう

貼り箱の外側の紙には様々な種類があります。

例えばよく使われる紙として

・タント
・NTラシャ
・コニーラップ
・ファンシーペーパー

などがあります。

しかし紙によって

・表面の強さ
・傷の付きやすさ
・印刷の適性

が大きく変わります。

見た目だけで決めると、実際の用途に合わない場合があります。


4 芯材の厚みを考えていない

貼り箱の強度は 芯材(チップボール)の厚みで決まります。

よく使われる厚みは

・0.8mm
・1.1mm
・1.6mm
・2.2mm

などです。

例えばアクセサリー箱なら1.1〜1.6mm、
ギフトボックスなら1.6〜2.2mm程度が一般的です。

厚すぎると重くなり、薄すぎると強度不足になるため用途に合わせて選ぶ必要があります。


5 箱の構造を考えていない

貼り箱にはいくつかの構造があります。

代表的なものは

・フタミ式
・インロー式
・ブック式
・引き出し式

などです。

構造によって

・開けやすさ
・高級感
・製作コスト

が変わります。

用途に合わない構造を選ぶと、使いにくい箱になることがあります。

6 ロゴサイズを決めていない

印刷で多い失敗が ロゴサイズの曖昧さです。

例えば

・「真ん中にロゴ」
・「バランスよく」

といった指定だけでは、仕上がりイメージが人によって変わります。

貼り箱では通常

・左右〇mm
・天地〇mm

のように 具体的なサイズ指定を行います。


7 小さすぎる文字を印刷してしまう

箔押しや印刷では、細かい文字は潰れる可能性があります。

特に注意が必要なのは

・細いフォント
・1mm以下の線
・小さな英文字

などです。

ロゴデータをそのまま縮小すると、実際の印刷では読めなくなることがあります。


8 納期を考えずに発注してしまう

貼り箱は既製品ではなく、基本的に受注生産です。

一般的な納期は

・通常:2〜3週間
・繁忙期:3〜4週間

程度かかることが多いです。

さらに

・箔押し版の作成
・試作
・紙取り寄せ

などがある場合、納期はさらに延びる可能性があります。


9 最低ロットを確認していない

貼り箱は手作業工程が多いため、最低ロットがあります。

多くの場合

・100個
・200個
・300個

などが目安になります。

10個や20個の少量では、単価が非常に高くなる場合があります。


10 試作をせずに量産してしまう

新しいサイズや仕様の場合、試作を作ることで

・サイズ感
・紙の色
・印刷位置

を確認できます。

試作費用はかかりますが、量産後にやり直すよりも結果的に安全です。

貼り箱オーダーで失敗を防ぐポイント

まとめると、貼り箱オーダーで重要なのは次の5点です。

1 内寸でサイズを設計する
2 内容物より余裕を持たせる
3 紙と芯材を用途に合わせる
4 ロゴサイズを具体的に指定する
5 納期とロットを確認する

このあたりを事前に整理しておくだけで、トラブルはかなり減ります。

貼り箱オーダーを検討している方へ

貼り箱はサイズ・紙・構造など多くの要素を組み合わせて作るため、最初は分かりにくい部分もあります。

ボックスストアでは、サイズや仕様が決まっていない段階でも相談できますので、検討中の内容があればお気軽にお問い合わせください。

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